TENETの円盤が届いていた。11月に予約した時は年明けなんてまだ先のことだと思っていたがあっという間だ。櫻井孝宏の吹替目当てに買ったと言っても過言ではない。まさかここで会えるとは思っていなかった。櫻井孝宏仕事し過ぎである。供給が多い。感謝。
TENETといえばマイケルケインの食事シーンが癒しと一部界隈で話題なわけだが、マイケルケイン主演のキングオブシーブスが来週公開だから楽しみだ。コメディな予告に反して案外笑えないという評を見て逆に期待している。
昨日は切り干し大根の煮物、キャベツの和え物、ピーマンのきんぴらとつくねを作り、鶏肉を蒸した。まだ使わない豚肉には醤油をしておく。今日は余っていた鶏肉と豚肉を合わせて挽き、タコミートを作った。昨日の買い物はこれで大体手を入れたことになる。魚の干物は食べたい日に焼けば良いし、まだある野菜はぼちぼち副菜に使っていこう。
このところ料理をそれなりにしている。しかし料理が捗る時はだいたい、書いたり、書くことについて考えたりすることから遠ざかっている時なのだ、ときゅうりを切りながらふと思う。私にとって料理が楽しいというのは一つの状態であり、停滞でもある。そしてこの停滞に対して進展があるとすれば、書くことに没頭してそれ以外の全てを放り出している状態に他ならない。自分でエンジンをかけていかなければとは思うのだけれど。
二年前くらいにインストールしてから使ったり休んだりを繰り返しているのだが、ここ最近は積極的に利用している。
SNSを見ているとどうしても「みんなに比べて自分は何もしていない」という気持ちになりがちなのだが、Trickleで自分のログを見直すと自分なりに色々取り組んでいることをちゃんと認識できるから助かっている。草ログが実装されているのも、自分が何についてどれくらいの頻度で(あるいは期間を)取り組んできたのかがわかりやすくて良い。他人が取り組んだことについて「自分はやっていない……」と落ち込むのではなく、自分がやってきたことをちゃんと自分で評価できるようになれればいいと思う。
秋口に撮った写真。目的も内容もなくて、どこへ載せる理由もないけれど記憶としてここへ。当時は少しずつ日の傾きが早くなるのを感じていた。この頃はまた日の沈みが遅くなってきたように感じる。雪が積もるでもなく、秋と冬にどれほどの違いがあったとも思わないが、確かに季節は移ろっているようだ。
相変わらず読書である。「ホビットの冒険(下)」を読み始めてもう後半へ来てしまった。湖の町を襲ったスマウグが倒されたところ。バルドが先祖伝来の黒い矢をつがえ、スマウグを倒さんと狙うシーンが本当にすごい。映画版の演出もとても良かったけれど、原作は一層神話的で、英雄伝説の趣がある。
これを読み終わったらどうしようかなあと考えていて「ゲド戦記」なども候補にしていたのだけれど、やっぱりまだまだ中つ国に居たいと思い「指輪物語」を注文した。その昔一巻で挫折したので不安がなくもないが、映画を全作見てホビットも読んでいる今なら大丈夫そうな気がしている。いずれにしても大箱がやってくるのだ。全巻セットが。