亡くなった叔父が暮らしていた町の景色を新しい職場の行き帰りに車窓から見ている。枯れてゆく木々と真新しいビルと川の流れ。景色はずっとここにあるけど、人も物も、変わらないでいられるものはひとつもない。叔父が生きていたら今日の景色をどんなふうに見ていたんだろうかと考える。もっといろんな話をしたかったんだよな。もう思い出すことしかできない。でもひとつでも多く覚えていられれば。
ずっとこのへんをうろついているからどれだけ写真あるんだろうかと思ったけど、2012年頃からGoogleフォトの記録があるのに東京駅で検索しても全然出てこないな。
自分が必要だと思うものが全部入る鞄は大きすぎるし重すぎる、ということに最近気がついた。横断歩道で信号待ちをしているさなかに。それからの午後は歩くのが億劫になって何もかも嫌になってきたのであれこれ持ち歩くのを諦めることにした。財布と鍵とモバイルバッテリーとハンカチとマスクと目薬。書き出してみるとこれでも多くてうんざりするな。
https://www.soup-stock-tokyo.com/yearcup-2021
ポイントが貯まったので交換してもらった。2020年の食事はスープストックにお世話になることがとても多かった。一人で静かにサッと済ませられるのがありがたい。カレーとスープのセットにレモネードを付けるのが定番。最近は通販のレトルトを利用したり、お店の味を思い出して自分で作ってみたりしている。イヤーカップは初めて入手した。最初の一杯はどんなスープにしようか考えている。