育てている植物の葉が増えてきたので少し切ってやる。冬場も植物は案外元気だ。水をよく吸うし、どんどん伸びる。草はいい。グリーンなんていう大層なものではなく、そのへんに生えている草すべてがいい。花もいいが、切り花の世話は案外大変だと思う。でも仲良くしてくれている人が買った花の写真を送ってくれたのを見て、ガーベラを一輪買った。
秋口に撮った写真。目的も内容もなくて、どこへ載せる理由もないけれど記憶としてここへ。当時は少しずつ日の傾きが早くなるのを感じていた。この頃はまた日の沈みが遅くなってきたように感じる。雪が積もるでもなく、秋と冬にどれほどの違いがあったとも思わないが、確かに季節は移ろっているようだ。
相変わらず読書である。「ホビットの冒険(下)」を読み始めてもう後半へ来てしまった。湖の町を襲ったスマウグが倒されたところ。バルドが先祖伝来の黒い矢をつがえ、スマウグを倒さんと狙うシーンが本当にすごい。映画版の演出もとても良かったけれど、原作は一層神話的で、英雄伝説の趣がある。
これを読み終わったらどうしようかなあと考えていて「ゲド戦記」なども候補にしていたのだけれど、やっぱりまだまだ中つ国に居たいと思い「指輪物語」を注文した。その昔一巻で挫折したので不安がなくもないが、映画を全作見てホビットも読んでいる今なら大丈夫そうな気がしている。いずれにしても大箱がやってくるのだ。全巻セットが。
Tumblrを作り直した。過去に作ったメインブログにサブで作成し続けていたけれど、フォローやスキはメインブログ(オタク活動)の名義になってしまうようで、その顔をオタク無関係な方に晒して回るのもどうなんだろうという次第で。新年だしね。ちょうどいい機会だ。
最近(といってもまだ数日だが)Twitterを休んでいるからTumblrが楽しい。読書感想とか、日記とか、写真を探して読んでいる。ゼロ年代初頭の個人サイト文化で育ったから、隣の家に住んでいそうな誰かのなんでもない日記を読むのが本当に好きだ。Twitterでもそうしたツイートに出会えないことはないのだけれども、探すのは結構大変だったりする。それでいて140字の世界だからちょっと物足りない。今日食べたものとか読んだ本の話をもっと長々聞きたいんだよ。
noteも少しやってみたけれど、これもあまり合わなかった。字数制限もなく自由に書ける場所ではあるが、ピックアップされている記事が自分の興味を外れているというか。「◯◯する方法」とか「◯◯だった私が△△した話」とか割と興味がない。レシピもレシピサイトで見たいし、有料記事のなんと多いことか……。Twitterにしろnoteにしろ「多くの人にとって有益で特別」でなければならないような空気を感じる。もちろんそれらがコンテンツとして優れている事には違いないだろうが、自分がそこで同じようなエンターテイナーを目指す気力があるかと言えば、全然ない。あくまでも私がそう感じているだけで、もっと気楽に使えている人だっているのだろうけれど。私が気楽に使えるのは結局、サイトか、ブログか、Tumblrなんだろう。Tumblrさんいつもありがとう。今年もよろしくお願いします。
先月から一箱本屋を始め、なんとなく売れたりしている。自分を経由して本が売れるのは嬉しい。接客業が絶望的に向いていなくて書店のアルバイトを三ヶ月で辞めた過去があるけれど、方法を少し変えれば本と一緒に何かをやるのはやっぱり楽しい。
うまくいっていない時は、あまり言葉にしたくない。写真の整理をなんとなくやっている。写真は別のブログに分けようかなと考えている。荷物を色々と整理していて、もう手放してもいいと思えるものがないけれど置いておく場所がない。余白。人生に必要なものは余白だなと思う。Macの変換は執拗に「四泊」を勧めてくる。それもいいな。カメラだけを持って雪の中を歩きたい。
「人々はばかげたユーザー名を作り、匿名でTumblrにジョークのスレッドを延々と作っていた。」楽しそうだなあ