昨日仕事の帰りに茶舗で新茶を買った。帰ってからネットを見るとちょうど八十八夜だというから、なるほどいいタイミングだった。いま時分は上昇する気温と湿度が新緑の青臭い匂いを運ぶから、自然とその色のお茶を飲みたくなるのだと思う。

昨日仕事の帰りに茶舗で新茶を買った。帰ってからネットを見るとちょうど八十八夜だというから、なるほどいいタイミングだった。いま時分は上昇する気温と湿度が新緑の青臭い匂いを運ぶから、自然とその色のお茶を飲みたくなるのだと思う。

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3 years ago

日曜、「平成を見納めに行こう」ということで友人と連れ立ってパレットタウンに行った。お台場という場所に来ることが早々ない。下手したら小学生以来かもしれない。昔、東京観光に行くということになって張り切った母が日程表を作り出したのだが、パソコンに「お台場海浜公園」と打ち込んだら「お題馬鹿遺品公園」と変換されて二人で死ぬほど笑い転げた記憶がある。平成の話だ。当時は再訪が年号を跨ぎ、しかも閉園直前になるとは考えてもいなかったと思う。

夕方のパレットタウンは結構賑わっていた。せっかくだから観覧車に乗っておこうという話になる。もう夕方だからか待ち時間は5分ほどだった。ゴンドラの高度が上がっていくに連れて、窓の外の景色が広く明らかになる。フジテレビ社屋、レインボーブリッジ、東京タワーだのスカイツリーだの、絵に描いたような東京。反対側を見れば、近海郵船の大きな船体が夕陽に照らされながら停泊していた。その上を羽田を発った飛行機が過ぎていく。こんなにも近くで飛ぶ飛行機を見たことがない。あれもこれもすごいと二人でずっと騒いだ。観覧車は大体15分かそこらで一周した。降りた後真下で観覧車の写真を撮った。あの大観覧車をオートボーイルナで撮るのはいかにも平成で楽しかった。


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4 years ago

上りエスカレーターのステップに引かれた黄色い線が延々と繰り返されてレターパットみたいな顔をしているのを見て、この機械を上っている時我々は背後に向かって無意識に何かを物語っているのかもしれない、と思う。一段ごとに誰かの一人ずつ違う物語が、発生しては粛々と進みやがて機械室に巻き取られて消え、素知らぬ顔で下から出てきては新しい誰かの物語を語る。上り切れば散り散りになって再び集まることのない我々の。


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2 years ago
精神の調子が悪い時は何一つ面白くないし、いい時は最高に面白く読めるのがブコウスキーだと思う。何というかブコウスキー全般、ゼリーのカップに手を突っ込んでひたすら潰しまくった挙句、気付いたら全部溶けて液体になっていた時の虚無に大笑いしたい人生の人向き。

精神の調子が悪い時は何一つ面白くないし、いい時は最高に面白く読めるのがブコウスキーだと思う。何というかブコウスキー全般、ゼリーのカップに手を突っ込んでひたすら潰しまくった挙句、気付いたら全部溶けて液体になっていた時の虚無に大笑いしたい人生の人向き。


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2 years ago
ノヴァーリスの「青い花」(岩波赤)がKindleにあるのだが、試し読みをクリックすると「岩波版のサンプルはないのでペーパーバック版(独語)を出しときます」と表示されて原著を見せてきたので笑ってしまう土曜。

ノヴァーリスの「青い花」(岩波赤)がKindleにあるのだが、試し読みをクリックすると「岩波版のサンプルはないのでペーパーバック版(独語)を出しときます」と表示されて原著を見せてきたので笑ってしまう土曜。


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3 years ago

古い店舗を閉鎖して近くにリューアルオープンしたお店、塗り立てで真っ白の玄関口に使い古した箒が立てかけてあってなんだかいいな、と思った。


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3 months ago
Tumblrを始めてから4周年を迎えました 🥳

Tumblrを始めてから4周年を迎えました 🥳


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3 years ago

新しいランチボックスを買ったので、早速使ってみる。今朝はパスタサラダを作った。コンビニで売っているもののように出来たと思う。買ってあったドレッシングがちょうどそれらしい味だったし、パスタの茹で具合も良かった。時短のためと思って前の晩から水に浸しておいたのだが、これがよかったのかもしれない。カット野菜とツナ缶を乗せて終わり。これにスープを合わせて、名探偵ポワロを見ながら昼を過ごした。


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4 years ago
『ブックデザイン365』Book Designer Interview #2:水戸部功  | PIE International
本連載では『ブックデザイン365』に掲載した書籍のブックデザイナーに、より詳しいお話を伺います。 今回お話を伺ったのは...
4 years ago
um1aut - 月刊地獄めぐり

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2 years ago

卒業した高校へ再び登校する夢を見た。親に送ってもらう車の中で「知らない人ばかりになっているだろうにうまくやっていけるだろうか」などと漠然と考えていた。学校からの帰り道、もう長い間連絡が取れなくなっている友人に会うため彼女の職場へ行った。彼女は現実には生花店で働いていたけれど、夢の中では今はもうない書店で働く人だった(彼女は本を読むのがとても好きで、私が声をかけても気がつかないほどに熱中する人だったから、願望というか、潜在意識がそうした設定を作り出したのかもしれない)。連絡が取れなくなる少し前、彼女は精神的にとても不安定だったけれど、夢の中ではちゃんと健康そうに働いていて、私を見ると笑った。私はポケットから自転車の鍵を取り出して彼女に渡した。彼女の運転する車に幾度も乗せてもらったけれど、その鍵は彼女が小学校の頃に乗っていたブルーの自転車の鍵だったと目が覚めてから思った。

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  • hanamura-chi
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月刊地獄めぐり

ゾンビよ、朝には死んだように眠れ

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